キャプテンスタッグのダッチオーブンをシーズニングしてみた!

どうも!アウトドアレシピ(Outdoor Recipe)のイトタクです。
最近、アウトドア好き、バーベキュー好きを名乗るならば、ダッチオーブンくらい持ってなければいけないと思い、キャプテンスタッグの25cmのダッチオーブンを購入しました。
しかし、私が購入したキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)のダッチオーブンはシーズニングという焼き慣らし作業を行わないと使う事ができないらしいです。
今回はキャプテンスタッグのダッチオーブンのシーズニングに初挑戦しようと思います!

ダッチオーブンのシーズニングとは

キャプテンスタッグダッチオーブンシーズニング
ダッチオーブンのシーズニングとは、新品のダッチオーブンを油で焼いて真っ黒にする(油の膜を作る)ことで、錆びにくく、食材がこびりつきにくいダッチオーブンを作る作業です。
つまり・・・・この作業を行わないと、ダッチオーブンを使うことができないのです!
ダッチオーブンは使い込むほど、錆びに強く、焦げにも強くなり、何十年も使えるようになるそうなので、シーズニングはしっかりと行いたいですね!
(シーズニング済のダッチオーブンも売っているのですが、値段がキャプテンスタッグ製のダッチオーブンの倍以上するので、とても手が出ませんでした笑)

シーズニングに必要なもの

さっそくシーズニングを進めます。
用意するものはたったこれだけ!
<準備するもの>
スポンジ
食器洗剤
サラダ油 または オリーブオイル
野菜クズ
火(ガスコンロ 、焚き火、などキャプテンスタッグのダッチオーブンを温められる手段ならなんでも!)

洗剤でキャプテンスタッグのダッチオーブンのワックスを落とす

シーズニングする前のキャプテンスタッグのダッチオーブン
シーズニングをしていない新品のダッチオーブンは「さび止めワックス」が塗られているそうなので、ワックスを食器洗剤でよく落とします。
ワックスを落とさずにシーズニングすると、ワックスが焦げ付いたりして、面倒な事になるらしいので、しっかり落とします。
キャプテンスタッグのダッチオーブンのワックスを洗剤で落としている様子。

『油を塗って火にかける⇨蒸発したら油を塗る』をひたすら繰り返す

食器洗剤でダッチオーブンを洗い終わったら、
『オリーブオイル(サラダ油)を塗って火にかける⇨油が蒸発したら、また油を塗って火にかける』という作業をひたすら繰り返していきます。
その作業をする前に、キャプテンスタッグのダッチオーブンを洗った時に残っている水分をキッチンペーパー等で拭き取り、火にかけ、水分を飛ばしておきましょう。
でないと油が跳ねて大変な事になります笑
キャプテンスタッグのダッチオーブンにオリーブ油を引いているところ
油はオリーブオイルやサラダ油などの食用油を使います。
私はなんとなくオリーブオイルを使いました。
油はキッチンペーパーで満遍なく伸ばしていきましょう。
油はキャプテンスタッグのダッチオーブンの鍋の部分だけでなく、蓋の部分にも塗ります。
油を塗っていない部分には、油膜ができず錆びやすくなってしまうので、塗り忘れがないようにしましょう!
キャプテンスタッグのダッチオーブンの蓋(ふた)もシーズニングする
油を塗ったら、キャプテンスタッグのダッチオーブンの鍋も蓋も火にかけます。
キャプテンスタッグのダッチオーブンをシーズニングして煙が出ている様子
写真のように煙が出ると思いますが、心配せず火にかけ続けてください。
この煙が消えたら、いったん火を止めて、再度油をキャプテンスタッグのダッチオーブンに満遍なく塗ってください。
そして、キャプテンスタッグのダッチオーブンをまた火にかけます。
これをキャプテンスタッグのダッチオーブンが黒くなるまで繰り返します。
私はだいたい1時間くらいこの作業を繰り返しました。

野菜クズを炒めてキャプテンスタッグのダッチオーブンの鉄臭い匂いを取る

キャプテンスタッグのダッチオーブンがいい感じに黒くなったら、キャベツやネギ、ニラ、ニンニク、タマネギなどの野菜クズを炒めて、ダッチオーブンの鉄臭さをとります。
できるだけ、ニラ、タマネギ、ニンニクなどのニオイのある野菜を使った方が、鉄臭さが取れてよいと思います。
私は自宅近くの道に生えていたノビルというネギの仲間の野草を多めに使いました笑

もちろんこの野菜は食べないでください笑
キャプテンスタッグのダッチオーブンをシーズニングで野菜クズを炒める
キャプテンスタッグのダッチオーブンの鍋だけでなく、蓋にも鉄臭さがついているので、蓋の上でも野菜クズを炒めて、しっかり鉄臭さをとりましょう!

ダッチオーブンのシーズニングの結果!

ダッチオーブンをシーズニングした結果を見てみましょう!

【ダッチオーブンの蓋のシーズニング結果】
キャプテンスタッグのダッチオーブンの蓋(ふた)をシーズニングで野菜クズを炒める
キャプテンスタッグのダッチオーブンの蓋ですが、思ったより黒くならず、若干黄ばんだようなサビのような色になってしまいました(汗)
しかし、しっかりとふたに油膜が付いているので、サビることはないでしょうし、色も使い込めばだんだん黒くなっていくはずです!
(追記:シーズニングして、1年経ちますが、実際にサビていません!!!)

【キャプテンスタッグのダッチオーブンの鍋のシーズニング結果】
キャプテンスタッグのダッチオーブンをシーズニングした結果。黒くて美しいダッチオーブンを作ることができた様子
キャプテンスタッグのダッチオーブンの蓋は黒い油膜ができてかなり美しいです!本当に惚れぼれしています笑
実際使ってみても、野菜などもこびりつきにくいですし、見栄えもよいです!

シーズニングしてみた感想

シーズニングはダッチオーブンを自分の手で強化していく、育てていくという感覚でした。
手間と時間をかけ、シーズニングをし、銀色のダッチオーブンが真っ黒に変身していく様子を見るにつれて、
不思議と「黒いダッチオーブンが美しい!!」、「もっと黒いダッチオーブンにしたい!!」という気持ちが湧いてきます。
キャプテンスタッグのダッチオーブンのシーズニングは正直かなり面倒臭かったですが(笑)、
こんなに道具に愛着が湧く作業はないと思います。
シーズニングはかなり面倒臭い作業ですが、かなりおすすめの作業です!